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こんにちは。横浜市鶴見区の歯医者 鍵デンタルクリニック鶴見です。
「痛くないから、きっとむし歯はない」
「健康な歯を削られたことがあって歯医者が苦手になった」
「今はまだ大丈夫。もっと悪くなったら、行けばいい」
「歯の色がもっと汚くなってから行けばいい」
このように“歯医者へ行く理由が見つからないまま”来院を先延ばしにしている方は、横浜市鶴見区地域の方々でも、とても多くいらっしゃいます。
しかし、歯のトラブルは 痛みが出たときにはすでに進行していることがほとんど、、
「大丈夫」と思って過ごしていた時間が、その後の治療の負担や費用を実は大きくしてしまうケースは珍しくありません。
今日は、歯医者へあまり行かない方へ向けて、
“なぜ痛くなくても定期的な受診(定期検診も含みます)が必要なのか?”
“どうすれば歯を削らないで済むのか?”
を分かりやすくお伝えします。
■「歯が痛くない=健康」ではない理由
- むし歯の8割は“痛みが出ないまま”進行する
むし歯は、初期の段階では痛みがほとんど出ません。
歯の表面(エナメル質)には神経がなく、そこに穴が空き始めても気付かないためです。
痛みを感じる頃には、
神経の近くまでむし歯が進行しているサイン。
この段階になると削る量が増え、治療回数も費用も大きくなります。
- 歯周病は“静かに進む病気”
大人のむし歯よりも問題なのが歯周病。
日本人が歯を失う原因の第1位ですが、痛みなく進行する典型的な病気 です。
・歯ぐきが腫れる
・歯がグラグラする
こうした症状が出る頃には、中で骨がすでに溶けています。
痛みがないことを理由に「大丈夫」と思ってしまうのは、実はとても危険なのです。
■「健康な歯を削られたから嫌」その気持ちは正しい
歯医者で嫌な思いをした経験があると、足が遠のくのは自然なことです。
しかし、現代の歯医者は “削らない・抜かない” を大原則としています。
- 削る治療を防ぐためにこそ「予防の通院」が必要
私たち歯医者の立場から見ても、削らなくて済む方が良いに決まっています。
ただし、削らないためには、悪くなる前に見つけるしかありません。
たとえ初期のむし歯が見つかっても、今は削らずに、
・フッ素
・クリーニング
・生活習慣の見直し
で進行を止められるケースが多いのです。
「削られたくないから行かない」は、実は 逆効果 になってしまうことがあります。
■「まだ大丈夫」で放置すると何が起こる?
- ①治療が大がかりになる
・小さなむし歯:1回で治療・削る量少ない
・放置したむし歯:神経の治療が必要・回数が多い・費用も大きくなる。時間を置くほど“しないで済む治療”が増えてしまいます。
- ②見た目の変化が進む
・歯の黄ばみ
・着色
・歯ぐきの下がり
・歯並びの乱れ
これらもゆっくり進行するため、気づいたときには大きく変化していることも。
- ③口臭につながる
自分では気づきにくいものの、“歯石や汚れが溜まると口臭の原因” になります。
「気になってから行こう」と思っても、気づいたときには症状が深刻になっていることも多いのです。
■「もっと歯の色が汚くなったら行こう」はもったいない
歯の色の変化は、
・着色(コーヒー・紅茶・たばこ)
・歯石によるくすみ
・歯の表面の細かな傷
・加齢による黄ばみ
など原因がさまざまです。ですが、これらは 定期的なクリーニングで防げます。
歯の色は気づかない間に変わるため、「気になったときには既に深刻」というケースもあります。予防の通院をしていれば、着色もしっかり除去し、明るく清潔な印象を維持できます。
■ 予防歯科とは、「健康な歯を守るための通院」です
予防歯科は“悪くなってから行く場所”ではなく
悪くならないように整える場所 です。
鶴見区も、お仕事や家事で忙しい方が多い地域ですが、3ヶ月に1回の通院をしているだけで、
・むし歯予防
・歯周病予防
・着色予防
・口臭予防
・将来の歯を残す
という大きなメリットが得られます。
■ あなたの“今は大丈夫”を本当に大丈夫にするために
歯は一度削ると元には戻りません。
だからこそ、“痛くないうちに”守ることが一番大切です。
・痛くないから大丈夫
・嫌な思いをしたから行きたくない
・忙しいから後回し
・汚くなったら行けばいい
そんな方こそ、ぜひ一度、予防のチェックに来てほしいと思っています。
あなたの「まだ大丈夫」を、本当に大丈夫な状態へ。
そのために鍵デンタルクリニックは、みなさまの歯の健康をサポートします。
気になることがあれば、お気軽にご相談ください。


