歯科治療でマイクロスコープを使う歯医者の魅力とは? 〜精密治療のメリットと選び方〜|鍵デンタルクリニック鶴見|鶴見の歯医者|土日も診療

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医療コラム

歯科治療でマイクロスコープを使う歯医者の魅力とは? 〜精密治療のメリットと選び方〜|鍵デンタルクリニック鶴見|鶴見の歯医者|土日も診療

こんにちは。横浜市鶴見区豊岡町の歯医者 鍵デンタルクリニック鶴見です。
最近では「マイクロスコープを導入している歯医者」や「精密歯科治療」という言葉を目にする機会が増えてきました。
歯科治療の技術が進化するなかで、より正確で丁寧な治療を求める患者さんから注目されているのが、マイクロスコープを活用した治療です。
この記事では、マイクロスコープとは何か、なぜ歯医者で使われているのか、そしてその魅力や患者さんのメリットまで詳しく解説します。
どのような治療のときにマイクロスコープ対応の歯医者を選ぶべきか紹介しますので、ご覧ください。

 

■マイクロスコープってそもそもなに?

マイクロスコープとは、医療現場で使われる高倍率の顕微鏡のことです。
歯科用マイクロスコープは、最大で肉眼の約20倍まで拡大できる特殊な機器で、肉眼では見えない歯の細かい部分までしっかりと視認できます。
このマイクロスコープを使うことで、歯の内部や細かなむし歯、根管(こんかん)の中の状態まで詳細に確認できるようになり、より精密で確実な治療が可能になるのです。

 ■なぜ歯医者でマイクロスコープを使うの?

従来の歯科治療は、歯科医師の経験と勘に頼る部分も大きく、肉眼では確認できないレベルの細部まで対応することが難しい場面もありました。

 しかし、マイクロスコープを導入することで下記のようなことが可能になります。

 1、精密な治療が可能になる

マイクロスコープを使用することで、むし歯の取り残しや余計な切削を防ぐことができ、必要最小限の処置が可能になります。

 2、見落としが減る

肉眼では確認できなかった小さなむし歯、クラック(歯のヒビ)、根管の複雑な形状までしっかり確認でき、診断の精度が大幅に向上します。

 3、患者さんに説明がしやすい

マイクロスコープにはカメラがついており、治療の様子をモニターに映すことができるため、患者さんへの説明もわかりやすくなります。

 歯科治療でマイクロスコープを使う歯医者の魅力って?

1、精度の高い治療で再発リスクを軽減

マイクロスコープを使うことで、むし歯や感染部位を的確に除去できるため、治療後の再発リスクを大幅に減らすことができます。とくに根管治療などでは、その差がはっきりと現れます。

 2、歯をできるだけ削らない、残す治療

拡大視野での治療により、歯の健康な部分を最大限に残すことが可能になります。これは「ミニマルインターベンション(MI)」と呼ばれ、歯を長持ちさせるために重要な考え方です。

 3、難しい症例にも対応できる

根管治療やセラミックの調整、歯のヒビや亀裂など難易度の高い症例でも対応できるのが大きな魅力。
マイクロスコープを扱うには高い技術と知識が必要なため、それを導入している歯医者は、信頼性の高い治療を提供している証拠ともいえるでしょう。

 ■歯科治療でマイクロスコープを使う 患者さん側のメリットは?

実は患者さんにとっても、マイクロスコープを活用した歯科治療には多くのメリットがあります。

 1、治療の質が高く、安心できる

マイクロスコープを使えば、肉眼では見逃されがちな小さなむし歯や異常も見つけやすく、治療の精度が格段にアップします。

その結果、治療の成功率が高まり、再治療のリスクも低くなります。

 3、自分の歯をできるだけ残せる可能性が高くなる

必要以上に歯を削らない、抜かないという方針で治療が進められるため、長期的に見て歯の寿命が延びる可能性が高くなります。

 4、治療内容が「見える化」される

マイクロスコープで撮影された画像や動画を使って説明してもらえるため、自分がどんな治療を受けているのかを視覚的に理解できます。
これは患者さんとの信頼関係を築くうえでも大きなメリットです。

 ■どのような治療の時に、マイクロスコープを使う歯医者に行くべき?

マイクロスコープは、すべての治療で使われるわけではありません。特に次のような治療を受ける場合には、マイクロスコープを導入している歯医者を選ぶことをおすすめします。

 1、根管治療(歯の神経の治療)

根管治療は、歯の内部の細い根管を清掃・消毒する非常に精密な治療です。
マイクロスコープを使うことで、根管の形状や分岐も確認しながら治療できるため、治療の成功率が高くなります。

 2、むし歯の取り残しや再発防止を重視したいとき

見えにくい奥歯や詰め物の下にできたむし歯など、繊細な対応が必要なケースで特に有効です。

 3、精密な詰め物・被せ物を希望する場合

セラミックなどの自費治療では、適合性や仕上がりの美しさが求められます。
マイクロスコープを使うことで、ぴったり合う補綴物(ほてつぶつ)を作成できる可能性が高くなります。

 4、歯周病治療・歯石除去(しせきじょきょ)

歯周ポケットの奥深くにたまった歯石や汚れの除去にもマイクロスコープが活躍します。再発を防ぐ歯周病管理に有効です。

 ■まとめ

マイクロスコープを使う歯医者で質の高い治療を受けよう
マイクロスコープを使う歯医者は、肉眼では見えない領域まで視認できるため、より精度の高い治療が可能になります。
むし歯の再発を防ぎたい方、神経を残したい方、セラミック治療のクオリティを重視する方には特におすすめです。
また、治療の過程を可視化してもらえることで、患者さん自身も安心して治療を受けられるのも大きなメリットです。
すべての歯医者がマイクロスコープを導入しているわけではありませんが、
「より丁寧に治療してほしい」「治療の精度を重視したい」と考える方は、ぜひ一度マイクロスコープ対応の歯医者を検討してみてください。

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